Moonlight Gearは世界中の厳選されたアウトドア用品のみをセレクトして販売する、新しい山の過ごし方を提案するショップです
ハンモックを悪天候でもテントがわりに活用できるように開発された PELICAN RAIN TARPはただのハンモック用の屋根を超えた使い方をしたくなる魅力がたくさん。
■圧倒的な軽さ。 HillbergのTarp10を想像してもらえるとわかりやすい複数人で雑魚寝できる345×300cmの大きさでありながら363gの重さは他社のタープを見回しても頭1つ分抜きでた軽さです。 素材はパラシュートで使われる高級素材Silpolyを使用しているのですが元々がエクストリームスポーツ用の素材なので強風、引き裂きに対する強度は抜群ながらコンパクトに畳め携帯性も抜群。ビビィサックを合わせて3−4人で活用すればパーティで一人あたり80g程度と驚くべき軽さを実現できるほか、一人で悠々とスペースを活用する用途でもこの軽さなら積極的に活用できてしまうはず。
■閉じられた空間を作り出せる。 ハンモックシェルターの歴史では軽さのために最低限の雨対策としてHenessyHammockのように小型の正方形のタープを屋根にするのが一般的でしたがENOやJackin”R”Betterなどのブランドでは拡張アイテムとしてこのような台形のタープを2000年代から積極的に開発して来ました。 ハンモックキャンプの一番の課題は、体温の放出をどのように留めるか、しかも軽いまま実現させるかであり、これには冷たい風を体に当てないという命題をどのようにクリアするかにかかっています。 ダウンアンダーキルトとともに効果があるこのタープは使用時に落ちた腰の部分まで風をシャットアウト、さらには端をドアのように閉じれ、密閉空間を作り出せる点で、春夏だけでなく、晩秋から冬にかけて氷点下の環境でハンモックで眠るエクストリームハンモックキャンパーの間で定番の形なのです。 このような形状は通常の地面で眠るタープ泊でも効果を発揮。ツェルトのようにドアを閉じられることで悪天候時でも安心して雨風を凌ぐことができ、快適です。
両側面に用意された4つのタイアウトループは内部空間を大きくとるのに活躍してくれ、しっかりと補強されているので強度も間違いありません。 ハンモック泊での雨対策、体温保持としてはもちろん複数人でシェアをする宴会タープのような使い方、さらには床なしシェルターとしても活用可能。 ツェルト2ロングが340gということを考えると….?活用の幅の広さで長年楽しく使いこなせる一品なのではないでしょうか?
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素材の軽さだけでなく引っ張りの力がかかる部分にはしっかりと縫製で補強されているので安心して使うことができるのが素晴らしい点かと。軽くても使ってすぐ千切れたりダメになってしまっては元も子も無いですからね。 このSilpoly良さを誰よりも信じて作ってるのがわかっているのがHummingbirdHammocksだと思います。 パラシュートスポーツを愛しているからこその素材選び。シンプルに、軽いので超オススメです。
writing / Chiyo