OMM
PHANTOM 20
揺れない、ブレない。ファスト山行の強い味方
ファストパッカーマニアやOMMレースの難関クラスにチャレンジするユーザーの間で口コミでの評価がとても高く、愛好家が多かったOMMのPHANTOM20がこの度リニューアル。
PHANTOM20と言えば5-6kgの宿泊装備を入れ込んでも重さを感じない。
一度背負ったらその感覚を身体が忘れない”肩でなく背中の中心から下”に加重する独自の背負い心地が一番の魅力なのですが、 今回ボトルや携帯電話や行動食などを取り出しやすくフロント部分をランニングベストパックの形に変更になったのにも関わらず、その秀逸な背負い心地はそのまま。このアップデートを待っていた方も多いのではないでしょうか?
とにかく肩にかかる重さの疲れは皆無でOMM独自のハーネスシステム設計の素晴らしさに誰もが驚くはず。
二方向の視点からザックと身体をフィットさせることで横ブレの振り子現象と共に上下のブレは皆無。
これによりハードな山行でも午後以降の疲れが全く違うはずです。
20Lの容量は道具の軽量化とコンパクト化が必須になるために一見扱いずらいように思われるかもしれません。
しかし、より速く遠くへ行きたいユーザーには、どちらにしても道具コンパクト化はとても大事なポイント。
ULの醍醐味であるミニマム装備での山行を思いっきり味わいたいのであれば このザックに入る道具を選定し、駆け出してもらうことが、ファストな山行の第一歩になるはず。
もしあなたがUL装備をすでにいくつか持ち合わせているのなら このザックを使うことでより刺激的な山行ができるきっかけをくれるはずです。
▲OMM ファントム ベストパック − 製品仕様
SPEC / 商品スペック
LeanWeight : 315g
マットなど付属品をすべて取り外した重量をいいます。
COLUMNコラム
第一世代のPHANTOM20を愛用していた自分にとって 今回のアップデートは本当に痒いところに手が届いている印象で嬉しい限り。
ベストパックになっても背負い心地はファントムのままで嬉しくなりました。 正面のポケットが一つはボトルポケットになっているのも嬉しい。
背負うと本当挑戦的なファストパッキングに行きたくなりますよ。 今年の夏はこれでアルプスで長期山行かな!
writing / Chiyo