SAMAYA
RADICAL 1
山岳地でどんな時も頼りになる
居住性の高い超軽量全天候型テント
若きフランス人クライマーであるギランとアーサーが創設したブランド「Samaya」。
その中でもアルパインスタイルで最軽量を追求するモデルがULTRAシリーズ。注目を集めるシリーズ第二弾のプロダクトが『RADICAL 1』。
RADICAL1 は全天候がでありながら694g(本体・ポール・ペグ込み)ととても軽量な1人用の自立式シングルウォールテント。
全面にDyneema®を採用し不要なものを削ぎ落とし、ミニマルで美しいSAMAYAらしい妥協のない作りが魅力です。
軽さと耐久性の秘密は下記3点。
・全面にDyneema®composite fabricを採用
・カーボンポールを採用しクロスポールでありながら210gと圧倒的な軽さ
・ベンチレーション、ポケット、メッシュドアも省き全てのギミックをシンプルに
素材は全面にDyneema®composite fabricを採用。
上部にはePTFEメンブレンの2層ラミネートファブリックを採用することで耐水圧20,000mm、透湿性40,000g/m²/24hと雨や雪の環境でも安心して使用でき、結露も最小限抑えてくれます。
面白い点は長辺側(横側)入り口を設けている点。
様々なアルパインテントは機密性の向上、耐久性の問題により短辺側に出入り口を設けるのが一般的ですが、このRADICAL 1のダイニーマの強度と機密性を活かし長辺側に出入り口を設けています。
より広く開けることで、ベンチレーション機能が上がり一気に空気を入れ替えることができるので、結露を最大限抑えると同時に、より空間を広く感じれる点もGood。
天気の良い日は窓をオープンすることで中と外との境界線を省き、カウボーイキャンプのように景色を見ながら横になったり、食事を行うことができるのでより開放的に過ごせます。
素材の良さを最大限に生かすことにより無駄を省きながらも、様々な環境において居住性を上げることができ、『基地』として安心を持って過ごせる点は他のシングルウォールテントを寄せ付けません。収納サイズも2Lのスタッフサックに収納できるコンパクトさ。
1人用としては少し広めの設計で横幅70cm、高さが90cmというのも十分にギアを置くスペースがあり1人で広々と過ごせます。
秋以降の天気の変わりやすい天候の時期や雪山でも積極的に奥地に入ることができ、First&Lightの精神は軽量でありながらも一歩踏み込んだ山行を行いたい方には自信を持っておすすめすることができます
SPEC / 商品スペック
長さ : 200cm
奥行き : 70cm
本体収納サイズ : 10cm x 27cm
ポール収納サイズ : 10cm x 27cm
Air vents: Water-repellent, adjustable Aquaguard® YKK® zip
フロア:Dyneema® Composite Fabric 34 g/m²
エントランス : Aquaguard® YKK® zip and Dyneema® flap;
フロアコーナー:Cordura® and Dyneema® 補強
ポール:EASTON Carbon ION pole
ガイライン:Dyneema🄬コア、外皮ポリエステル
透湿性:40,000 g/m2/24h
- ペグ: SwissPiranha製プラスチックペグ(BF90(3g) x 8
- 修理キット
ガイラインライン1本、リングパーツ1個、自在パーツ2個、ジッパープル用細引き、ダイニーマ生地9cm x 9cm 3枚 (生地は裏面をドライヤーで熱して貼ります)
※ポールリペアチューブは同梱していません。
- 重量 : 95 g
- サイズ : 2,000 mm x 700 mm
- 耐水圧:3,000 mm
- フロアエリア:1.4 ㎡
- フロアで使用しているダイニーマは引っ張りや擦れには強い素材ですが、尖った枝や石などの突きには弱い素材です。テントを設営するときに地面の状態が悪ければ別売りのフットプリントを使用してください。
COLUMNコラム
様々な軽量なテントが登場する中で自立式のシングルウォールで600g台クラスのモデルは簡易的なツェルトなどニッチなアイテムが多い中、 このRADICAL1は695gで強力な全天候型という点がとても画期的なシングルウォールテント。
先日アルプスで大雨、強風時に多くのテント村が倒壊、山岳テントと謳うシェルターがことごとく崩壊するのを目撃しましたがこのシェルターはそんな中でもびくともせず、安心して寝ることができました。 強風に本当に強い点を実感。素晴らしく頼りになるという経験をしました!
また、翌日は天気良く入口をフルオープンし雨上がりの景色を楽しめたのもいい思い出です。
writing / Hattori