UNHALFDRAWING × MiiR
吸筒 Travel Tumbler (TRAVEL IS HOME)
TRAVEL IS HOME『旅を栖とす』というテーマで、江戸中期から末期頃まで庶民がしていた旅支度をトレースし、衣装や道具を現代版に差し替える試みで幾つか商品を用意した。
吸筒はトラベルタンブラーへ進化したか。
昔の旅人は竹の吸筒を持っていて、湧水や河川の水を汲んで歩いていた。地形と地質によっては渋谷六本木など都心部でも湧水池があった。けれど歴史的には人が多くなれば生活排水で汚染される水域が増え、都市化には飲料水を確保する水路や井戸のインフラが必須となる。
都市に限らず山野でも綺麗な清水が、畑やゴルフ場で汚染されていることも、湧水と言っても大雨の後は雨水が混入する処もある。
あなたがいれば歩いていけるこの東京砂漠。と前川清が歌ったのは1976年のことだ。今は500メートル置きにコンビニがあるから独りでも歩いていける。
MiiRのトラベルタンブラーには、日本のメーカーのそれのように飲み口がある。歩くときには蓋ではなくこのタイプがありがたい。今の吸筒は竹藪では調達できないが、お金を出せば店頭でも通販でも進化したものが手に入るようだ。水を入れるのはまことにもったいない。
〽︎かんがえて飲みはじめたる一合の二合の酒の夏のゆふぐれ 若山牧水
トラベルタンブラーの容量は12oz.なので約二合入る。
UNHALFDRAWING 立沢トオル
SPEC / 商品スペック
直径 : 約7cm
・ダブルウォール真空断熱構造によって、保温・保冷に対応
・Temp Deflector™テクノロジーによって、温度が外に逃げるのを防ぎます
・メタルの臭いや味のしない18/8メディカルグレードのステンレススチールを使用
・BPAフリー
・アイスキューブの入るワイドマウス
・ハードシェル™パウダーコート塗装
・カップホルダー対応
COLUMNコラム
サコッシュに入れやすい大きさのこの水筒は スターバックスのTallサイズコーヒーを入れるのにちょうど良い。
白湯や水、ちょっとした散歩にはうってつけの大きさで ワンタッチで指でキャップを外せるのが身軽だ。
片手で出して片手で飲む。機動力抜群の保水アイテムといえよう
writing / Chiyo