HIGH TAIL DESIGNS / ARTcollaboration.
#3 Ryuji Kamiyama
"Roll-Top Stuff Sack"
ULギアに優れた印刷技術でDCF素材にPOPな息吹を宿らせるHIGH TAIL DESIGNS。 ごわついた素材に馴染ませるようにカラフルな色を載せる。
そのアンバランスゆえの独自の魅力を最大限に引き出してくれるアートワークを気鋭のアーティストに描いてもらうコラボレーション企画。
今回、路上とアートを交差させるライブペインティングを得意とする RYUJI KAMIYAMA(神山隆二)との競作。 新作であるMoonpieceとMoonratsの2柄をHTDのために書き下ろしてもらいました。
Moonratsは山の闇の中に現れた自分の想像が作った亡霊をグラフィックに。 初めての試みになる透明DCFにブラックのカラーを昇華プリントするという意欲的な作品。 中身が見えにくいというという利点もあり、クシャクシャにした質感も○です。
どちらも山の夜をテーマにしつつも神山隆二らしい道具に仕上がっています。 明るい月夜を夜を楽しく過ごしたり、得体の知れない恐怖を乗り越え また懲りずに山に行ってしまう我々の心をPOPに仕上げた限定コラボレーションの登場です。
■神山隆二
90年代初頭、グラフィック業界から衣服の世界へ。
ブランド「 FAMOUZ」として裏原宿での活動を10年行う。活動後、路上から公共に至る場所にてライブペイントを残す。
2003年自身初個展を皮切りに、SF、LA、北欧などで展覧会を開催。近年は、国内での展示を中心に国内外での壁画やショールーム、ウィンドウを描き続けている。
また、石川顕、JERRY鵜飼と共に“ULTRA HEAVY ”としての活動も行っている。
SPEC / 商品スペック
3M 9485pc Dyneema Tape
1/2" Firm Nylon Grosgrain Ribbon
1/2" Firm Nylon/Polyester Boning
1/2" Buckle
■Moonrats
COLUMNコラム
神山隆二の作品はスプレーによるアブストラクトな世界観、文字と飛沫の躍動感の作品群と スプレーを使いつつもまるでシルクプリントのような線がはっきりとしたキャラクター作品との二面性が独特。
どちらもオリジナリティがあり彼の魅力が溢れているのですが 今回のハイテイルの二つはまさにその二つを選べるコレクションになっていると感じています。 額はなくとも持ち歩けるアートとしてかなりレベルが高いなと思ってます。
DCFにここまで綺麗に色味をプリントできるのはHTDの最高レベルの印刷技術の賜物。 どちらか選ぶのは難しいですが楽しんでもらえたらと思います。
writing / Chiyo