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北アルプスの旅 2025-10-22
どうもMLG東京の原嶋です。
10月中旬に夏休みをいただき、5泊6日で北アルプスに行ってきました。
計画はがっちり決めた訳ではなく、1週間くらい北アルプスいるければいいなくらいの気持ちでいた今回の山行。
天気が良くて何もなく歩けたら、新穂高温泉から入って日本海まで抜けようと思っていましたが、相手は自然。
そう上手くもいくわけももなく、そもそも上手くいくとも思っていなかったので、その日の天気や、今後の天気予報をみながら行き当たりばったりで予定を変えていく山の旅となりました。
日本でこんなに山と向き合えたのは今回が初めてな気がします。
1日目
スタートは新穂高温泉。
朝5時過ぎからガスの中歩き始めた。

この日はずっと行きたかった笠ヶ岳へ。
笠ヶ岳までは友人ふたりと一緒に。
笠新道は急登と言われていますがゆっくり歩けばキツさもそこまで感じなかった。
歩きながら後ろを振り返ると穂高連峰が雲の間からたまに顔を出している。

杓子平という開けたところに出るとちょうどガスが晴れてきて、笠ヶ岳方面が薄い雲の奥に見えてきた。

ここでお昼休憩。
今回7日間分のご飯を持って行きましたが、それだけ長いとガスの燃料切れと、水不足が懸念だったので、アメリカのPCTを歩いた時以来のトルティーヤを導入。
水も火も使わないから時間もかからずお手軽に食べれる。
まあけどちょい重い笑
ツナにポテチを砕いて乗せて、スイートチリマヨネーズをかけて頬張る。(本当は普通のマヨネーズの方が良かった笑)
久しぶりに食べたがやっぱり美味い!

腹ごしらえをして再び出発。
ここからは景色も天気も良く、ああ北アルプスに来たなと実感。

稜線に出て、そこから1時間程度歩き午後3時にテン場に到着。
無風で最高のテン泊日和。

大好きなゲートウッドを張って笠ヶ岳山荘に受付に。
ちなみにテン場から笠ヶ岳山荘は結構急登でなん往復も絶対したくない笑
笠ヶ岳山荘で受付を済ませ、夕ご飯を小屋の前で食べ日が沈むタイミングで山頂にアタック。
天気も良く最高の景色だった。
これ以上の言葉はない、あとは写真を見てくれ笑


空が星に覆い尽くされ、外で仰向けになって1時間くらいしてから就寝。
友人とは工程が違うのでおやすみと同時にバイバイ。
2日目
まだ暗い朝5時にヘッドライトの明かりを頼りにスタート。

この日は向かうのは友人が働いている雲ノ平山荘へ。
稜線歩きが続き、槍の奥が段々と明るくなってくる。
振り返るとさっきまでいた笠ヶ岳がオレンジ色に染まっている。

天気も良く、弓折乗越までは人にもほとんど会わず、広大な北アルプスを独り占めしている気分になれる最高に贅沢な1人時間。
自然と一対一で向き合っているって感じ。

弓折乗越に出ると今までが嘘だったかのように一気に人が増える。
寂しがりな僕はそれもそれで嫌いではない。
ずっとだと嫌だけど。笑
双六小屋に着き、1時間ほど朝飯休憩。
こってりな味噌豚骨の袋ラーメンを食べ、完全に選択ミス笑
お腹パンパンちょい気持ち悪くなりながら双六岳、三俣蓮華岳を経由し三俣山荘へ。
三俣蓮華岳では学生グループがセルフタイマーで一生懸命自撮りしてたので、山頂写真を撮ってあげたら撮りましょうか言われたので、せっかくだから記念に笑

ここの標識はカーブしていて写真が歪んでいるように見えるのが面白い。

三俣山荘にも知り合いがおり、人の温かさを感じた。
ずっと1人で歩いていると、誰かと話すと元気になる。
さっきのラーメンから2時間しか経ってないが、メニューを見ていたらジビエ丼が食べたくなり注文。
山はたくさん歩いているからどれだけ食べても0カロリー。
三俣山荘でも1時間くらいのんびりして再出発。

黒部源流に下って、雲ノ平山荘へ。
14時に到着し、友人に挨拶。
友人も働いているのでこの日は雲ノ平山荘に小屋泊。
友人が休憩のタイミングで、goodな一休憩スポットに連れてってもらい、積もる話をしながらチルタイム。
時間の流れがゆっくりでとてもいい時間&場所だった。

小屋に戻るタイミングで雷鳥に遭遇。体はまだ茶色だが、足元は白くもけもけになっていて、ひと足さきに冬支度していた。
小屋に戻り、小屋の従業員と一緒にご飯を食べることになったので、お皿拭きの手伝いを行う。
山小屋で働いたこともないのでこれも貴重ないい経験になった。
美味しいご飯をいただき、小屋にはVIVOで働いている仲間が2人いたのでそこと一緒に晩酌。
次の日は小屋で働く友人が1日休暇だったので、VIVOの2人も交えて4人で遊ぶことに。
3日目
朝食をいただき、雲ノ平バーガーを食べるために10時まで待つ。
山小屋とは思えないクオリティの高さでまじで美味かった。

11時に小屋を出発。
友人のアテンドで沢を下りながら、テンカラとボルダーハントと最後は高天原温泉という最高に山で遊べるプラン。
足を濡らしながら歩いたことのない沢をひたすら下っていく。

水量もそこそこ多く、思った以上に時間がかかった。
途中で沢の横に登れそうな岩を発見。
手探りで手を掛けられるホールドを見つけ、お手軽な課題ができた。
みんなチャレンジしてみんなが完登。

アドレナリンが出てみんなで盛り上がる。
やっぱりボルダーハントは最高に楽しい。
半分以上下ったところからテンカラもやり始める。
元々あまり魚はいない沢とは聞いていましたが、下っている間魚影も見えずだったので期待は薄く、実際に当たりもなかった。

でもやっぱり自然と対話しているようで楽しい。
沢も下り終え、高天原温泉に着いたのは午後4時。
もう雲ノ平に帰らなければいけない時間だったので高天原温泉は入らず登山道を上り帰路へ。
入りたかった悔しい笑
まあまたくればいいか。
この日ずっと曇っていた天気も雲が抜け、空が夕日で赤く染まり、気温も涼しくめちゃくちゃ気持ちよかった。


小屋に戻ってからはまた従業員の方達と夕食をいただき、VIVOの2人と晩酌。
次の日以降の天候が荒れる予定だったのでこの日も雲ノ平山荘に泊まることに。
次の日はVIVOの2人と一緒に新穂高に下山することにした。
4日目
朝5:30に朝食を済ませ、6時過ぎに出発。
2日間お世話になった雲ノ平山荘の友人やスタッフに大感謝しながら小屋を後に。

暴風雨の中、黒部源流を通って三俣山荘に。
ここで次の日の天気予報を見ると、なんと明日の天気が回復しているではないか。
1分悩んだふりをした末にVIVOの2人を置いて僕は三俣山荘に1泊し、その後さらに進むことに。

この時の2人と僕の対照的な表情の違い笑
この2人は前日は予定を変更してくれ、一緒に遊んでくれた。
とても感謝。
新穂高まで安全に帰れることを思いながら見送る。
朝の8時には三俣山荘に着いていたので、この日は1日山荘でゆったりと優雅な時間を過ごした。(暇だった笑)
本を読んではすぐ飽きたり、漫画を読んだり。
夜はバー営業していたのでお酒を飲みながらスタッフの方とお客様とおしゃべり。
こういう時間も小屋ならではの良さで消灯時間に気持ちよく就寝。
5日目
この日は朝から薄雲はかかっているが、概ね晴れている。
次の日からまた崩れそうなので晴嵐荘まで行って、次の日に下山しようと決め、朝の5:30に三俣山荘を出発。
うっすら雲がかかっていたので、日の出は見れずだったが、誰もいない鷲羽岳は静かで美しかった。

ちなみに僕は鷲羽岳からの景色が1番好き。
ワリモ岳を通り、水晶小屋に荷物をデポって水晶岳へ。
ほとんど人にも会わず、山頂に先客が1名。

挨拶だけして、1分くらい周りを見渡してまた水晶小屋へ戻る。
その後、岩岩しい稜線を歩き、野口五郎岳へ向かう。
その稜線を歩いていると段々と雲も取れてきて青空が見れるようになってきた。

その間も誰とも合わず貸切状態。
北アルプスを堪能しながら野口五郎岳でカレーメシを食べ、眠くなる。
その際にきたおじさんと写真を撮り合い、来た道を少し戻って竹村新道を下る。

竹村新道はとにかく長かった。
初めの方は、振り返ると野口五郎の方に伸びる稜線がめちゃくちゃ綺麗でかっこいい。

森林限界より標高が低い樹林帯に入ってからは退屈な下りだった。
絶対これ上がるのは嫌だなと思いながら、たまにぬかるんだ道で足を滑らせながら午後2時に晴嵐荘に到着。
受付を済ませ、フラットで広めの晴嵐荘のテン場にゲートウッドを張り、湯俣山荘にご飯を食べに。

湯俣山荘はハンモックサイトがあるので、ハンモック持ってくればよかったと後悔笑
名物であるチリコンカンを食べる。美味しかった。
小屋の方にもとても良くしていただき、晴嵐荘に一旦戻る。
ゲートウッドの中に小さい蛇がいて追払い、だんだんと暗くなってきたので再度湯俣山荘へ。
電気のある自炊場があったのでそこで自炊させてもらい、お酒もたたらふくいただき、湯俣山荘に泊まらないのにめちゃくちゃお世話になった。
なんだかアメリカのロングトレイルを歩いている時にあったトレイルエンジェルにあった気分。
人の温かさに触れ、ゲートウッドの中に準備したFKTビビィでぬくぬくと爆睡した。
なんでかわからんが、今回の山での5泊の中でこの日が一番爆睡できたかも。
6日目
最終日。
9:35の七倉山荘を出発するバスに乗るために5:40に出発。
湯俣山荘に顔を出し、朝食をいただき6:20に湯俣山荘を後に。
今度はハンモック持ってきたいし伊藤新道も歩きたいと思った。またここには必ず来るだろう。
コースタイムの表記がやたら長かったのでところどころ走って下山した。

雨がパラパラと降る中、七倉山荘に着いたのは8:30。
急ぎすぎた笑
バスで信濃大町まで行き、5日ぶりの温泉に入り、バスで帰宅。
はー楽しかった。
おしまい。