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初めての雪板合宿2025 2025-03-12
どうも!
MLG 東京のだいちゃんこと原嶋です。
2月4〜10日に北海道雪板合宿行ってきました。
僕にとって初めての北海道雪板合宿。
メンバーはうおちゃん、けろ、中土さん、まっちゃん、ハマくんと僕を含めた6人。
3日にエルフとハイエースの車2台で茨城の大洗から、北海道の苫小牧行きのフェリーに乗り込み、18時間のフェリー移動。
船長中土笑
フェリーでの夜は、みんなでお酒を飲みながらトランプの大富豪で盛り上がり就寝。
苫小牧の到着が13:30だったので、その日の午前中はお風呂に入ったり、寝たり。
電波が入らないので、僕も含めみんな時間を潰している感じがありました笑
長旅が終わり、4日に苫小牧に到着!
道路は路面が剥き出し。雪が全くなく、自分が想像していた雪国の北海道とは別世界。
こんなんで雪板できんのか?と心配になりました。笑
苫小牧到着後は、美味い美味いお寿司を食し、札幌へ移動。
6月オープン予定のVIVO北海道店ができる場所を見に行き、その後、すすきの街に繰り出し、夕ご飯とお酒を飲み、車で就寝。
2台で3人ずつに分かれての車中泊。
僕は3人で車中泊をするのは初めて。3人並んで寝れるか心配になりハイエースの2列目に寝るという、後に大後悔する選択をしました。笑
案の定狭すぎて、寝れない&寝返りを打つ度に目が覚める。笑
夜中5回くらい目が覚めました。
北海道2日目は札幌から幌加内の方に移動し、遂に今回のメインである雪板!!
幌加内に近ずくに連れ雪が増えていき、気持ちも昂りはじめます。
僕は雪板をやるのは2回目。初めてだった1回目は、全然滑れずできなすぎて泣きそうになりました笑
最後の方は多少乗れるようになったかな?程度でした。
スノーシューを履き30分くらいハイクアップ。斜面も僕にとって急すぎず、開けていてる気持ち良さそうな場所がたくさんあり大興奮。
雪がサラサラのパウダーだからか?1回目の雪板の時より遥かに乗りやすく何より滑っていてめちゃくちゃ楽しい!!!
雪の上での浮遊感を感じながら滑るのは今までになかった初めての感覚で病みつきになりました。
滑り台のように、滑ったら歩いて上まで上がらなければならない。気持ちよくなって長く滑れば上がる距離も長くなる。
何度も上がるのはキツいし、脚の乳酸が溜まっていくのがわかる。
でもそれ以上に楽しいが勝つ。
やればやるだけ雪板に乗る感覚も掴めてくるのがわかり、自分が上達していくのもわかり、夢中になって雪板に熱中している自分がいました。
ああ、雪板楽しい。
次の日に滑る予定の山の近くである富良野に移動。
みんなでジンギスカン。換気扇が間に合っていないのか、店内は焼肉の煙が充満している。
こういうローカルなお店が僕は大好きで、6人全員が大ライスにジンギスカン2人前+焼肉盛り合わせをペロリと平げる。
ジンギスカンが疲れた体に滲みて最高においしかったです。
この日の車中泊は初日の反省を生かし、後ろで3人川の字で寝て、初日よりはしっかり寝れました笑
3日目の午前中は作業やミーティングがあるメンバーもいたので、各自作業時間。
昼前に山の方に雪板をしに向かうも、エルフがスタック。
6人で協力しなんとか脱出し、みんなそこで心が折れ、次の日に雪山泊する予定のニセコ方面に向かうことに。
Google mapで経路を見ると、4時間半もかかる笑
エルフにうおちゃんと中土さん。
ハイエースにハマくん、けろ、まっちゃんと僕を含めた4人でニセコに向かう。
雪道での峠越えが厳しそうなエルフは、遠回りして安全な道でくることに。
ハイエース組がかなり早く着く予定になり、車内でクライミングの話をしていると、
着くのも早いしボルダリング行く?
思いつきで通り道の札幌のクライミングジムに行くことに。
この日は雪板をする予定だったが、できなっかたので遊べるということで気持ちが昂る。
ハイエースに乗る4人は札幌市内のクライミングジムで、1時間半程度遊び、腕はパンパン。
その後、ニセコ方面に向かい車中泊。
4日目は宴会&雪中泊をしようと、午後から山に入る予定だったので、朝カフェでゆったり各自仕事をしながらスタート。
お昼頃にみんなでスーパーで雪中泊用の買い出しをし入山!!
地図を見ながら、雪中泊できそうな良いスポットの目処をつけ、一列になり歩く。
先頭で歩くとスノーシューも沈み、乳酸が溜まっていくのを感じる。
汗をできるだけかかないように、すぐ次の人と先頭をバトンタッチ。
1時間半くらい歩き、雪中泊ができそうな良いポイントを発見!
雪が降る中テントの人はテントを設営。ビビィ泊組はスノーショベルで風があたらないように壁を作ったり、雪道を掘る。
各々寝床を作り終え、宴会会場を作る。雪を削り、硬めて、テーブルとイスが完成。
宴会用のシェルターは全員が人任せになっており、誰も持ってきていなかったので、大粒の雪を頭にかぶりながら17時に宴会開始!!
熱々になったおでんが身体中に染み渡るのがわかるくらい、この寒さ、このメンバーで食べたおでんの味は最高に美味しい。
雪が強くなったり、弱くなったりを繰り返し、時間を見てみるとまだ18:30。
暇すぎて大きな雪洞をみんなで掘ることになる。
雪も重く、雪洞を掘るのはかなりの重労働。
ですが、それがこの寒さにはそれが丁度良く、雪洞を掘っていくとほんのり体が温まっていくのがわかる。
交代で掘り進めていき、結構掘ったなと思ったが、入ってみると、2人が首を曲げて入れるかどうか程度。
雪洞を掘る大変さを実感しているといつの間にか雪は止み、綺麗な月が見えている。
時間はまだ19:30。
寝るにはまだ早すぎる。
でもすることがない。
ナイトハイク行っちゃう?
ということでみんなでヘッドライトと最低限の装備を持ってナイトハイクを開始。
標高を上げると綺麗な街灯りが見え、絶景。
月明かりが明るかったので、みんなでヘッドライトを消してみると、月明かりが雪に反射してキラキラとダイヤモンドのように光ていて、これまた絶景。
北海道で雪の中でのナイトハイクは本当に美しく、みんなでこの景色を見れて幸せだなと感じました。
寝床に戻り就寝。外の気温は約-20°C。
僕の今回の寝具はヘリウムビビィにEEの0°F(-17°C対応)。マットがテンサーのエクストリーム(R値8.5)でした。
熟睡まではいきませんでしたが、夜中に3、4回ほど起きただけで、寒くて寝れないということはありませんでした。
初めての雪中泊の。この経験は自分の山人生にとっても大きな財産となりました。
次の日は6時に起床。
天気は晴れており、段々と空が朝日に染まっていきとても美しい。
凍ったギアをパッキングし、掘った雪洞を埋め下山。
雪板ができそうな場所は、雪板で下り、無事に車に到着。
今回の雪中泊した山ではほとんど雪板はできなかったので、そのまま近くの雪板ができそうなスポットに向かい、雪板タイム!
ここで僕は全然上手く滑れず挫折。
何が原因かもわからず迷走しまくってました。
北海道2日目より全然滑れなくなっている自分が悔しすぎて泣きそうになってました。笑
この日はその後、温泉に入り、今回の旅での初めての宿泊。
雪中泊で濡れたギアを干して、夜はみんなで居酒屋に飯を食べに繰り出し、カップ麺を買って帰宿。
カップ麺を食べたら眠気が襲われ、疲労も溜まっていたのか気持ちよく一瞬で夢の世界へ落ちました。
5日ぶりくらいにベッドで寝ましたが超熟睡できました笑
次の日は僕とケロは北海道で雪板ができるラストの日。
車で雪板できるスポットに向かい、先頭を交代しながらトレースを作っていく。
30分くらい上がり、そこから各自雪板を楽しむ。
自分は転んでばかりだが、みんなは気持ちよさそうに滑っていてまた悔しさが増す。
しかし、この日は少しずつ感覚を掴めていくのもわかり、段々と雪板に乗れる時間が増えていく。
雪も強くなってきて、時間的にもラスト1本行こうか。
と、僕にとっては2025年北海道ラストライド。
途中でクラッシュしそうになりましたが、ギリッギリで持ち堪えて、自分の中では良い滑りができました。
終わりよければ全て良し。
この1本が納得いってなければ不完全燃焼で帰らなければならないところでした笑
夜は札幌に戻り、北海道最後の晩餐と車中泊を。
次の日朝イチで新千歳空港へ向かう。僕とケロ以外はまだ北海道に残るので、ここでお別れ。ケロとも違う飛行機だったので、1人寂しく帰路につきました。
僕にとっては初めてだった、北海道雪板合宿。
最高に楽しいメンバーと共に時間を過ごせて、もっとやりたかったが雪板もたくさんでき、人生初の雪中泊も経験でき、最高の時間を過ごすことができたなと思います。
めっちゃ長くなってすみません笑
ここまで読んでいただきありがとうございました!!
以上、だいちゃんでした!