PA'LANTE
v2
ULザックの本質を進化させる革新的な中型バックパック
Pa’lante = パランテとは、前進し続けることを意味します。立ち止まらず、極力余分なエネルギーを使わず、自然の中で自分自身に挑戦するというコンセプトを掲げているブランドです。
その中でも『V2』は31L〜37Lのロングディスタンスのハイキングに適したバックパック。
Pa’lanteの核となるモデルであり、『荷物を下ろさずとも行動し続けることができ、より早く快適にトレイルを突き進むことができる』のがこのV2。
ULバックをベースにしながらも、今までのバックパックとは一線を画す細部に拘ったつくりは使えば使うほど素晴らしさを実感できるはず。
背面パッドか省かれ、シンプルな一気室、上部で巻き込む背負い方等はULらしい本質的なバックパックであり、なおかつ彼らが目指す より自然の中で自分自身に挑戦し、前進することを掲げたバックパックです。
素材は2種。
「200D ウルトラウィーブ」と「210D hdpeナイロングリッドストップ」を採用。
200D ウルトラウィーブはよりしなやかで、軽量性に特化した生地。なおかつ防水性にも優れ少しの雨程度であれば浸透はしてきません。(シーム等の処理はしていないため完全防水ではありません)
210D hdpeナイロングリッドストップはダイニーマのようなグリッド素材を採用し、耐久性と岩や藪などガシガシ仕様しても問題なく、よりハードにタフに使用できるモデルです。
そして特筆するポイントは下記3点。
・本体を揺らさず背負えるウェストハーネス
一見シンプルに見えるこのウェストハーネス。しかし彼ららしいギミックが詰まった仕様となっています。
ウェスト付け根から出ているのが一般的に多いのですが、このV2のショルダーは本体側面部分からコードをつけることにより、より体の動きに追随し、バックパック本体が揺れずに下部を巻き込んで背負い続けることができる構造は疲れにくく、降りを駆け抜けたりしてもブレず快適。
使用しない時はサイドポケットにも収納できる細かな作りもGOODです。
・使い勝手に優れた本体下部のメッシュポケット
このポケットは行動食等を素早く補給するためのポケット。それによりバックパックを下さずとも前進することができより早く、自由に行動することができます。
特にサコッシュ等いらずでこのポケットに地図、行動食等入れることで素早く取ることができ、より軽快に早く歩き通すことができます。
・ボトルや携帯を収納可能なショルダーハーネス
ショルダー部分に伸縮するメッシュポケットを配置し、500mlのペットボトルやフラスクそれ以外の携帯やサングラスなどといった細かなアクセサリー類を入れるのにとても活躍してくれます。
それ以外にも、グリッド状のメッシュポケットを使用することで薮や岩稜帯でも安心して使用することができたりメッシュポケットにはペグを入れるポケットが。
ペグケースまでも廃したいというストイックな姿勢に痺れつつ、アックスループや他アイテム(ストックやスノーペグ)を簡単に取り付けることも可能。38Lという容量ですから3シーズンから冬のスノートレイルを楽しむことができる点も魅力です。
ULを軸にしながらも新たなるULの本質に気付かせてくれる2020年代の革新的なブランドPa’lante。 その新しさをこのバックパックを通して感じてもらいたいと思います。
SPEC / 商品スペック
M : 37L
■Sand Grid : 513g(S) / 550g(M)
■Black Gridstop: 513g(S) / 550g(M)
10mmエバゾートフォーム、40mmナイロンウェビングヒップベルト、ヒップベルトバックル、15mmナイロンウェビング、g字型アルミニウム製フック、ホイッスル付きバックル、ラダーロックバックル、テンションロック、ショックコード、反射コード。
■Sand Grid
■Black Gridstop
通信販売をお求めの方は →PA'LANTE JAPAN公式サイト よりお買い求めください。
COLUMNコラム
このV2はPa’lanteのバックパックの中でも中枢を担うバックパック。
とてもシンプルな形状でありながら、細部にこだわった作りは使えば使うほどさすがだなと感じてもらえる細かな作り。 その細かな作りはより長い距離、時間自然の中に入れば入るほど使い勝手に驚かせられます。
夏のアルプスから秋の紅葉時期まで長い距離を歩く際に用いたり、 雪の1〜2泊のハイキングなど様々なシーズンに使ってます。
背面パッドに硬めのクローズドセルを入れることでパキッとした背負い心地になるので個人的にはパッドを硬めにするのもオススメしています。
writing / Hattori