PA'LANTE
tenkara rod
軽快に歩きながら楽しめる
コンパクトで軽量なテンカラロッド
PA'LANTE = パランテとは、前進し続けることを意味します。立ち止まらず、極力余分なエネルギーを使わず、自然の中で自分自身に挑戦するというコンセプトを掲げているブランドです。アメリカの広大なフィールドを素早く遊び場まで移動して、じっくりと釣りを楽しんで、また軽快に移動していく。ハイキングだけでなく山の中で様々な遊びを楽しむPA'LANTEから、ついにテンカラロッドの登場です。
ロッドの長さは3.1m(約10ft)。
継ぎ目数は14本と、彼らの遊びに似合うコンパクトさが特徴のテンカラロッド。
同社のjoeyやmini joeyなどにも綺麗に収まるサイズ感で、藪を漕ぐような山行中でも邪魔にならず、気になった沢があればサッと取り出してすぐさまキャストのできる軽快さがこのロッドの大きな魅力です。
アメリカのテンカラメーカー、DRAGONtailとPA'LANTEの競作から誕生した今回のロッド。ユーザーのスタイルに合わせた製品づくりで知られる DRAGONtail の中でも、今回は、コンパクトな収納性、キャスティング品質、バックボーン、耐久性の完璧な組み合わせを備えたモデルをチョイス。
仕舞寸法30.8cmなので持って行くことを悩まないサイズ感。
身近な山から更なる奥地まで、小渓流から中渓流、小さな里川などで遊ぶことができ、ロッド自体も長すぎないため手首や肩に負担が少なく、一日中キャストしても疲れにくいのもポイントです。
竿の振り調子は柔らかく、本国アメリカでの使用感は軽量のレベルラインでウェットフライやニンフを遠投して探るような使い方。穂先は特に柔らかいので、魚のアタリや沢の流れの変化も敏感に感じやすいのですが、その反面、重いレベルラインだとティップが曲がってしまうので、日本の環境でも軽めのラインが推奨です。
強度は小型の魚から20cm前後のヤマメ、イワナ、アマゴなど典型的な渓流魚に対応。30cm級にも対応はできる耐久性はありますが、大物相手のやり取りには慎重さが求められます。
素材はカーボンをメインにグラスファイバーをブレンドしたDRAGONtail独自の技術を採用したもの。ミニテンカラロッドを開発するために、重量を抑え、非常にコンパクトでありながら、耐久性と優れたキャスティングを両立した特別な素材です。使用後はバットキャップを外し、各セクションを取り出して水分を拭き取り、しっかり乾燥させることが長持ちの秘訣です。
軽さ・感度・強度のバランスが絶妙なこのテンカラロッドは、ビギナーから上級者まで幅広く楽しめるモデル。とにかくコンパクトなのでアルプスの長期縦走やバイクパッキングなどの遊びにも躊躇せずに持って行くことがでますし、サブロッドとして車に忍ばせておくのにも◎
PA'LANTE らしいコンパクトな一本で、是非、山遊びの幅を広げてみてはいかがでしょうか。
SPEC / 商品スペック
ロッドチューブ : 99g
全長 : 310cm
ロッドチューブ : 33cm
コルクグリップ : 15cm
ロッドアクション : 6:4
CCS / RFI : 15.5ペニー/5.0 RFI
セクション数 : 14
COLUMNコラム
PA'LANTEから、ついにテンカラロッドが登場です。
僕らと同じように山の中で幅広い遊びを楽しむ彼らですが、現地アメリカでは小型の渓流魚はもちろん、大型のブラウントラウトまでこのロッドで上げているとか…。
PA'LANTEらしいカラーリングに加え、遊び心のある収納ケースとロッドホルダーも付属しています。
僕らも盛り上がっているテンカラ。大好きなPA'LANTEチームが同じ熱量で楽しんでいるのが、なんだか嬉しい。
ぜひこの一本を手に取って、山遊びの幅を広げてみてください!
writing / Yamazaki