OMM
Mountain Raid 233 WP 

雨の夜も、安心して眠れる。
防水透湿×化繊の最強化繊寝袋

雨や湿気の多いイギリスの山岳レースで磨かれてきた、OMMのスリーピングシステム。
その思想をさらに一歩先へと進めたのが、この Mountain Raid 233 WP（Waterproof）。

人気のMountain Raid 233をベースに、超軽量防水透湿素材 PointZero H2O を採用。10,000mmの耐水圧と10,000g/m²の透湿性を備えた防水シェルにより、シュラフカバーを必要としない防水スリーピングシステムが誕生しました。

Mountain Raid 233の540gに対して、わずか100g増の640g。

防水のシュラフカバーの軽量クラスでも200g前後の重量であることを考えると、スリーピングシステムを構築する上で大幅な軽量化とコンパクトパッキングが可能に！

中綿には Primaloft® Cross-Core Goldを使用。
上面に133g/m²、底面に100g/m²を配置し、体の重みで潰れて断熱効果を失いやすい底面を軽量化しながら、放熱しやすい上面にしっかりと厚みを持たせています。その結果、軽量性と高い保温効率を両立させています。

Primaloft® Cross-Core Goldは、濡れてもロフトが潰れず保温性を維持する化繊中綿。さらにPointZero H2Oの防水透湿シェルが加わることで、より濡れに強い寝袋へと進化しています。

雨天のタープ泊やフロアレスシェルターなど、結露や地面からの湿気が避けられない環境でも安心。防水透湿シェルが雨粒を弾きながら、寝袋内の湿気を自身の体温でグングン外へ逃がしてくれるのでドライで暖かい寝心地を提供してくれます。

体温を逃がさないシェイプされたマミー型のデザインで軽量に仕上げたこの寝袋は、シュラフカバーを必要としない点でより積極的に軽量化を進められるアイテムです。キルト形式の寝袋と違い気密性が高く首もとまでしっかりと保温してくれるので、就寝着やビビィ、サバイバルシートなどの工夫でより突っ込んだ温度まで活用できますよ。

特に、寒い時期にシュラフカバーやビビィを使用すると外気との温度差が大きいため、どうしても多少結露してしまう。そのような場面において、単体で雑に扱える防水化繊寝袋は大きな武器になってくれます。

さらにこの233 WPは、233、303と同等の横幅設計で、狭すぎず広すぎずのちょうどいいバランス。足を軽く曲げたり、寝返りを打ったりといった動きにも十分な余裕があり、タープ泊やフロアレス泊でもリラックスして眠れる設計です。

薄手のベースレイヤー（長袖トップ＋サーマルレギンス）とビーニー着用、インサレーションマット使用時で測定を行うISO規格では Comfort +11℃ / Limit +7℃ / Extreme -5℃。

実際のフィールドでは、就寝着やインナー、マットの組み合わせ次第で0℃前後の環境でも十分使用可能なスペック。OMM本線はもちろん晩秋のアルプスや、天候が変わりやすい山岳地にも最適です。

どんな天候でも軽く、コンパクトに、だけど安心して眠りたい！そんなワガママを叶えてくれる頼もしい寝袋ですよ。