X-boil
90-100 Ultralight
中型の縦長鍋好き必見!
専用設計だからこその実力派
X-boilはドイツ・バイエルン州にあるULガレージメーカー。
製品のアイデアが素晴らしく個性的で他にない独自路線を貫き、そしてこだわり抜いて探求した上での製品制作がみてとれる燻し銀のメーカー。アイテムは全て地元での製造にこだわりオーストリアとバイエルンで制作しています。
X-boilは風防とストーブを合わせたクッカーセット。
計算された燃焼効率と水を入れた鍋自体の重さで風防を上から抑えて安定させるスタイルで
どんなに風が強い天候の状況下でもいつも通り沸騰をさせる能力を持っています。
▪️いつでもしっかり沸騰まで
市場にある薄くて軽さだけを追い求めたチタン風防はフィールドでは正直風に弱いものが多く、結果ストーブの炎を一定に保てずなかなか沸騰までいかないという経験ありませんか?
Xboilは軽さと強さを併せ持つ絶妙な厚みのステンレス製の風防にチタン五徳を引っ掛ける形で、鍋の重みでがっしりと風防を地面に押し付ける構造により風が吹いてもビクともしません。中の炎が安定するので沸騰まで時間は標高によって多少前後しつつも安定感抜群。
結果燃料の計算もしやすいのでいつもの量で確実にお湯を作れるのが最大の魅力です。
▪️90-100 は550から750の中型鍋にフィット。
そんなX-Boilの中で 90-100Ultralightは風防径が90mmから100mmまでのクッカー用に開発されました。このサイズはTORKSの550 650 750やEVERNEWの500FLATやパスタポットに合う設計。
▲EVERNEW MP500 FLATとの組み合わせ
これらの鍋は袋ラーメンやアルファ米の調理の用途でも使いやすいので、3点の五徳にそれぞれ加重したクッカーはストーブに直接載せず安定しているので取手を持たずとも具をかき混ぜられます。専用ストーブはグラファイトフェルトにアルコールを浸す形。
火力はそこまで強くないながらもTORKSの550マグで水400cc燃料15cc程で6分半ほどで沸騰。またストーブの蓋を裏返して固形燃料台としても活用可能。ファイアードラゴンと相性がよく14gサイズのブロックを二つに割って燃焼させれば400ccを6分弱で沸騰まで持っていけます。またもう少し径の小さいコップを鍋にしてしまう450マグも五徳に乗るので、一つの風防で小型、中堅鍋もひとつで使いまわしたい人はこの90-100モデルがバッチリ。
どんな季節、どんな天候でも幅広く様々な鍋とあわせられる。
いつでも頼りになる台所をもたらします。
SPEC / 商品スペック
ストーブ : 11.5g
五徳 : 5.5g
ボトル : 12g
五徳 : チタン
ストーブ : アルミ
鍋底100mmまで、ハンドルは底面から距離が18mmの鍋に適合します。
※写真にある鍋類は付属しません
COLUMNコラム
TORKS550鍋はやはりキングオブ使い勝手良い軽量チタン鍋だと思うのですが
ハンドルあり、なし関わらずこのセットは相性抜群です。
自分はハンドルなしに400FD NHをボトムにスタッキングして使ってますが
本当に使い勝手抜群。550の中に燃料もたくさん入れられるのでとっても気に入ってます。
とにかくいつ何時も確実にお湯を沸かせる自信がつく最高のクッカーシステムを構築できますよ!
writing / Chiyo