CUMULUS
Mosquito Bivi
開放感と安心感を両立した
待望の軽量撥水ビビィのワイドモデル
CUMULUSは1989年にポーランドで設立されたシュラフメーカーです。
長年にわたり寝袋を作り続けてきた背景を持ちながら、軽量性と機能性を高いレベルで両立させたプロダクトを生み出してきました。
そのCUMULUSが手がけるMosquito Biviは、自然と近い距離を保ちながら、必要最低限のプロテクションを備えた軽量ビビィサックです。
総重量は235g。フロントがバグネットになったタイプのビビィの中では特段軽いわけではありませんが、最軽量を狙ったビビィや、防水性を高めたモデルとは異なり、このMosquito Biviは夜空を眺めながら快適に眠ることに重きを置いた一枚。
◾️開放的な内部空間
このビビィの特徴は、まずその内部空間の広さにあります。全長245cm、上部の横幅は87cmと他社の撥水系ビビィよりひとまわりほど大きいサイズ。NEMO TENSOR™ シリーズのワイドサイズのマットも無理なく収まる設計なので、圧迫感が少なく寝返りもしやすい。
厚みが9cmあるエアマットをビビィの中に入れて横向きに寝ても窮屈さや寝袋のロフトが潰れる感覚がないのは、サイドスリーパーにとっては最高のポイント。また、エアマットを敷いても頭上には30L未満のバックパックであれば収納可能で、限られたスペースの中でも使い勝手の良さを感じられます。ビビィ泊でありながら、少しラグジュアリーな時間を過ごせるのがこのモデルの大きな魅力です。
◾️結露や湿気に強いシルクのような素材
アッパーにはPertex® Quantumを採用。軽量でしなやかな生地は寝返りや出入り時の身体の動きに追従しつつ、湿気を含んだ空気や朝露が起こる環境でも、素肌で触れてもベタつかず快適に過ごせます。ボトムには吸水性の低い20デニールのシリコンコーティングされたポリエステルを使用しており、多少水分を含んだ地面くらいであれば問題ありません。
◾️開放感と安心感を両立した構造
特徴的なのは顔周りの構造です。頭部には撥水の生地を、顔のまわりには細かなモスキートネットを配置することで、雨や虫の侵入を防ぎながら、視界を遮らない開放的な設計。頭上は守られながらも広い視野を確保できるので、タープとの組み合わせは抜群です。
また、縫い目が地面に直接触れない構造や、3mmのYKK®ダブルスライダージッパーによるスムーズな開閉、安定感が増す4箇所のペグループ、頭上のバンジーコードなど、シンプルな見た目の中に実用性を高める工夫がしっかりと詰め込まれています。
収納サイズは非常にコンパクト。バックパックの隙間に収まるサイズ感で、装備に加えるハードルの低さも魅力です。足元はスクエア形状で、寝袋のフットボックスが潰れにくく、足先の暖かさをキープ。
通気性の良さとサラッとした肌触りは、多湿な日本の山域でも快適さを保ってくれますよ。
ビビィサックというと軽量化のための選択肢として見られがちですが、このMosquito Biviはそれだけではありません。
快適さを確保しながらも、自然との距離がとても近い。
テントでは味わえない体験を、より積極的に楽しむためのアイテム。
ビビィ泊にチャレンジしたい人にも、今までビビィ泊を楽しんできた人にも、よりゆったりと自然の中で過ごす時間そのものを大切にしたい人にこそ、選んでもらいたい一枚です。
SPEC / 商品スペック
長さ:245cm
高さ:55cm
幅(上部/下部):87/64cm
スタッフサックの寸法(高さ/直径):12/7cm
スタッフサックの容量:1.2リットル
・スタッフサックとガイラインが付属します
COLUMNコラム
僕は身長182cmなんですが、横向きでもしっかり寝れる広さがあります。ビビィに入っているというより、外で寝ているような感覚に近いんですよね。
このビビィは細かなネットでしっかり虫から守ってくれて、とにかく視界が広い。さらに内部空間が広く、生地も軽やかなので圧迫感も少ないです。しかも通気性抜群で肌触りもよく、多湿な森でもベタベタジトジトを軽減してくれます。
月が明るい日はこれで寝るのが楽しみで、天気が良い日はタープを張らず、トレッキングポールや木の枝にバンジーコードを吊ってそのまま寝ることも多いです。横向きで、森に差し込む月明かりを眺めながら眠る時間は最高でした。
writing / Yokoyama