ENLIGHTENED EQUIPMENT
Revelation APEX 50°F
実測334gで10℃対応
夏場の長期縦走の決定版
ENLIGHTENED EQUIPMENTの製品の中でも一番の人気アイテムがキルト型の寝袋がこのRevelation。
2007年の創業当初よりアップデートを重ねて現在の完成形に行き着いた10℃対応の化繊インサレーションモデル。実測334g。ハイシーズンの単体使用だけでなく冬季はシェラフカバーがわりにプラスオンの掛け布団としても使える使い勝手の良さが魅力の薄型寝袋です。
Revelationが選ばれる3つのポイントは
①スリーピングのパッドとの固定力
Revelationはエアマットやクローズドセルなど様々なパッド連結可能。
2本のゴムバンドによりお尻周りと肩周りをしっかりと固定でき冷気の入りづらい状態を作り出します。
こだわりは上半身側と下半身ののゴムバンドの違い。
お尻周りのバンドはしっかりフィットする作りで全くもってズレる感覚がないのに対して 上半身部分はパッド自体を包む構造。胸から肩周りにかけて余裕がありリラックスして寝るために一役買ってくれます。 どちらからも冷気の侵入は全くないように考えられていて、結果として確実な保温力をもたらします。
②変幻自在な使用方法
足元のジップを外しゴムコードを緩めればブランケットのように一枚で使うことができます。食事や夜の宴会の際も腰に巻いて時間を過ごしたり、星空をカメラで長時間撮影なんてシチュエーションも肩から巻いたり、パートナーと掛け布団のようにシェアしたり、車中泊の時もパッと開いてブランケットにできるので 蒸し暑い時期から寒い時期まで長い期間大活躍します。
③ Climashield APEXを使用した化繊インサレーション
確実な暖かさに定評のある高ロフトの化繊インサレーション、Climashield APEXを使用。
濡れと湿気に強く天候の読めない長期縦走やタープやシングルウォールシェルターの結露対策にも安心して使うことのできる性格を持っています。
雑につかえ、早朝出発で乾かす余裕がなくてもロフトがへたることがないので長期縦走や雪山登山でも、次の日も安心して使用が可能。
また、ビビィとの組み合わせでは気密性をあげてあえて空間内を蒸らして保温力をあげる使い方も積極的にできるのも面白い点ではないでしょうか?
キルト型というと積極的に軽くしたULスタイルの奇抜なモデルと思われるかもしれません。しかし、化繊モデルながら驚きの軽さと、小柄な女性から大柄な男性まで肩幅の違いも関係なく生地をたぐり寄せて使えるのでコールドスポットができにくいという利点もあります。
収納サイズは羽毛ダウンのものより嵩張るのは確かですが対比で同じ温度帯のものでも羽毛ダウン量100g増しくらいの大きさのイメージなのでひと昔前にくらべたら魔法のような軽量さと小ささ。
(VBL)的な使い方やガンガンとザックにつっこめる雑につかえる性格、確かな保温力は選ぶ価値が十二分にあります。
夏場の長期縦走にピッタリの性格でありながら冬場は手持ちの0度対応の寝袋を雪山で使えるブースター役で活躍。二つ目の寝袋の選択肢として活躍の場が明確な小回りの効いたアイテムです。
▲寝袋問題!? キルト最強説! 〜Quilt Theory〜
SPEC / 商品スペック
肩周り : 137cm
脚周り : 101cm
中綿 : CLIMASHIELD™ APEX
・ 100% Organic Cotton Storage Bag made by Freeset
・ Elastic Straps x2 (0.4oz each - One Straight, One Loop)
COLUMNコラム
とにかく軽い、濡れに強い、洗えると3シーズンのことを考えるととても使いやすく夏のアルプスから低山まで幅広く活躍する場面が多いアイテムです。
足元のジッパーを開けブランケット代わりにしたりと温度調節も容易な点がお気に入り。 保温着代わりに肩にかけることもできるのでジャケットを省き思い切った軽量化を図ることができますし 化繊モデルとは思えない収納サイズも驚きで20L前半のコンパクトパッキングに最適。
チャレンジングな山行やファストハイクにも大活役。 冬の時期もブーストとして使用しシュラフカバーとして使用もOK。 コロコロ天気の変わりやすい場面や、ビビィ泊、タープ泊においては欠かせない寝袋ですよ。
writing / Hattori