Six Moon Designs
Swift V
まるでオーダーメイドのような背負い心地
荷物が重くても問題なしのULバックパック
Swift Vは、バックパッカーマガジンで ”最も快適なULパック”と評された Swift Xと同様の設計で、生地がRobicナイロンになったモデルです。初代Swift発売から10年経ち、軽量かつ耐久性の高い素材に変わりました。
容量は49Lでヒップベルトやフレーム付きで重量1025g(Mサイズ)。スルーハイキングを念頭に置いて設計された”Fast and Light サスペンションシステム”を採用し、重い荷物を楽に背負うことができます。重量が10kgを超える時や長期縦走のバックパックとして特におすすめです。
特徴はオーダーメイドのように細かなフィッティング調整ができるところ。無段階で調整可能な背面長やショルダースタビライザーで、体格やザックの重量など時の状況に合わせて、フィッティングや荷重位置を変えることができます。
取り外し可能なヒップベルトは2本のベルトで骨盤をしっかりサポート。このデルリンフープステイフレームは、軽くて柔軟性のある素材のため、体に沿うようにフィットし、10kgを超える荷重量でも重さを感じさせない背負い心地を実現。フレームの形状はヒップベルトへ荷重を集中させる作りで、ULザックながら腰に荷重を分散して背負うことができ驚くほど楽に背負えます。
また荷物が少ない時は筒状のザックをコンプレッションするように絞って使えるので30L前後のザックとしても使えるのも魅力。ウエストベルトがいらない時は取り外してしまって構いません。
荷重を腰へ集中させるザックはボトムにかけて円錐のように先細りな形状が多いですが、その分ボトム部分の収納体積が減り、意外と荷物が入らないといったデメリットがありました。SwiftVは円柱のように寸胴形状なので、ボトム部分にもしっかり荷物が入りパッキングしやすいのも強み。
2種類のショルダーハーネスはStandardタイプとS-Curveタイプがあり、両者ともにボトルホルダーが標準装備。500mlのペットボトルも収納可能です。Standardタイプは通常のユーザー、S-Curveタイプのモデルは、肩幅の狭い方や小柄な方でザックを背負うと肩が痛くなる方におすすめです。
サイドと背面のポケットはスパンデックスの弾性力とダイニーマの強度で、荷物の出し入れがスムーズかつ岩や藪からもしっかりと荷物を守ってくれます。
重量が増えた時にこそ力を発揮するSwiftV。進化したSMDのバックパックおすすめです。
SPEC / 商品スペック
上部拡張部分:6L
外部ポケット:5L
総容量 : 49L
ショルダーハーネス : 195g
ウエストベルト : 190g (Sサイズ)210g(Mサイズ)
総重量 : 995g(Sサイズ)1025g(Mサイズ)
ポケット:Challenge Sailcloth Ultra Stretch
■Green
※サイズ選びの参考として
S (S-Curve)
女性や小柄な男性向け
M (Standard)
身長170cm以上の方や、肩幅の広い方向け
※サイズ感はあくまで目安となります。
※より詳細なサイズ感を知りたい方は、メール、TELにてお気軽にお問い合わせください。
COLUMNコラム
前職でベッドや車椅子のフィッティング調整をよくしていて、それだけで動きが変わったり、痛みが取れた経験があるので、フィッティングってすごく大切なんですよね。
Swift Vのフィッティング調整の幅はそれに近いものを感じます。ここまで細かな調整ができるULバックパックって少ない!
ULAと性格が似ているバックだと個人的に思うのですが細かい調整はこっちが圧倒的です。今までバックパックが体に合わないと感じていた方にもおすすめしたいバックパックです。
writing / Hamada