Mountain Laurel Designs
ULTRA X 200 HANDLEBAR DOUBLE END DRY BAGS
両端からアクセスできる
軽さと使いやすさを極めたドライバッグ。
Bikepackingのための防水ドライバックは星の数ほどありますが ブランドの方向性によりデザインや用途、スタイルが違うのでなかなか当店的にグッとくるものがなかった近年の自転車道具事情。Moonlightgearが提案するBikepackingのおすすめのスタイルはやっぱり 山でのシングルトラックを下りる ”山サイ”(山岳サイクリング) で使えるものであること。軽さと強度を求めながらも至極シンプルで美しいもの。
そんな中、Mountain Laurel Designsから満を辞しておすすめのものが見つかりました。
このHANDLEBAR DOUBLE END DRY BAGSは、両端からアクセスできるダブルエンド仕様のドライバッグ。ハンドルバー用に設計されていますが、工夫次第ではリアラックにも取付可能な一石二鳥アイテム。
ULTRAシリーズの中でもタフな「ULTRA X 200」を採用し、軽量かつ防水性・耐摩耗性に優れた仕様。紫外線にも強く、ハードな使い方にも耐えられるタフな素材感です。ハードなダウンヒル時に枝が突き刺さってしまったり、岩の接触による擦れなど、、破れや破損を気にせずに思う存分にアクティビティを楽しめる素材の強さは魅力的。
防水力も高いので、雨や泥水の跳ね返りなども気にせずにガシガシ使え 泥ハネでどろんこになっても柔らかく薄い素材なので洗いやすいのも嬉しいところです。Bike専門のブランドだとポリ系の地厚のロールトップバックが多い中軽量且つ頑丈さと防水性を実現した創業者のron bellらしいセレクトです。
◼︎「ダブルエンドアクセス」という発想
例えば、片側にシェルター。反対側には着替え。キャンプインしたとき、すぐに取り出したいものを探す時間が、これでゼロに。ダブルエンド構造の良さは、ただの利便性ではありません。
「何をどこに入れるか」というギア整理の思考そのものが変わります。
装備が一体化したバイクの中でも、“アクセスの速さ”が魅力。
◼︎シンプルな構造、しっかりした造り
止水処理されたシーム、7回まで巻けるロールトップ、荷物の量に応じて柔軟に容量を変えられるシンプルだけど使い勝手の良い作り。
また、ハーネスからズレにくいようにデイジーチェーンがしっかり配置されており、走行中もバッグが“ねじれる”ことなく安定してくれます。グレーのボディカラーは太陽光を吸収しにくく、夏の強い日差しの中でも中身が熱せられにくいのも◎
◼︎サイズ展開
● SMALL(74g / 6〜11L)
夏のUL寝具+枕+パッドをコンパクトに。スピード重視のツーリングやレース向け。
● MEDIUM(88g / 10〜15L)
3シーズン用寝袋+テント+着替えまで収まる、バランスのいい万能サイズ。
● LARGE(99g / 14〜20L)
冬季装備や、グループギアをまとめる“運び屋”にも。大容量でも驚くほど軽い。
ハンドルバーやフォークの形状に合わせて、自由度高くセッティングできるのも嬉しいところです。
◼︎相性抜群ストラップ
リアラックなどにも固定したいなら、《BIKEPACKING STRAPS》との組み合わせがベスト。
軽量で、夜間も操作しやすい反射付きバックル。ベルクロで余ったストラップをまとめられる配慮もさすがです。
MLD 創業者Ron Bellが生み出す、軽くて、強くて、扱いやすい3拍子揃ったギア。
Bikepackingに必要な“ちょうどいい”が詰まった、両端オープン型の最軽量ドライバッグの登場です。
SPEC / 商品スペック
M : 10 – 15L
L : 14 – 20L
平らな状態/空の状態: 8インチ x 30インチ
M : 直径6.5インチ x 21インチ (両端に4つのロールを詰めた状態)
平らな状態/空の状態: 9.75インチ x 32インチ
L: :直径7.75インチ x 22インチ (両端に4つのロールを詰めた状態)
平らな状態/空の状態: 12インチ x 34インチ
M : 115g
L : 126g
• Ultra 200X ダブルエンドハンドルバードライバッグは、両端を7回巻くことで容積を大幅に削減できます。
• 製品写真はすべて、両端に4回巻いた状態です。
• ハイパロンストラップは左右の滑りを防ぐためのもので、バッグをループに吊り下げるためのものではありません。通常通り、バッグ全体にストラップを巻いてください。
※このブランドはすべての製品をハンドメイドで制作。プラスチックパーツの形状やカラー変更、ストラップの締め方の変更など細かな仕様変更がある場合があります。
ご注文前にあらかじめご了承下さい。
COLUMNコラム
MLDがBikepackingに向けて放ったこのダブルエンドドライバッグは、ただの新型ではなく、UL的な思想がそのまま転写されたプロダクトだと感じます。
無駄がなく、必要なところだけが洗練されている。
それが逆に個性になっているというか、静かな主張があるギア。
「シンプルだけどクール」
まさにそんな一言が似合う一本。
このバッグのおかげで、バイクパッキングがまたひとつ楽しくなりました。
writing / Yoshitani