OMM
CLASSIC 25
ミニマムザックの活用も面白い
超絶進化したアドベンチャーパック
宿泊装備、食料を入れてなお長時間疲れずに歩き、走り続けられる。
背中にピタッと吸い付く背負い心地で、荷物はブレず、全く揺れない。
アドベンチャーレースザックの原点、OMM CLASSIC 25 が満を辞してフルリニューアル!
■高いカスタマイズ性→より広いユーザーが使いやすく
ウエストポケットが今回のモデルより取り外し可能に。
ULハイカーならこの容量ならウエストポケットがいらないユーザーも多いと思いますし
取り外した左右のウエストポケット同士を連結してウエストポーチとしても活用できるようになりました。テントサイトから山頂にアタックする際、コンパクトなエイドキットやヘッドランプ、行動食くらいであれば入れ込んだまま空身で行動できて便利です。
また、OMMらしい変態的なこだわりはこのウエストポケット部分がペグで固定されている点。 荷物を1gでも軽くするためにOMMレースのレギュレーションであるテントペグの併用で軽量化を図っているところにグッときます。
また、センターコードも取り外しが可能に。
これによりトップリッド(雨蓋)を中に押し込みシンプルな一気室のナップサックのように使うことができるようになり ULミニマムザック的な側面を活かして山歩きを楽しめるようになりました。
■コンプレッション性能が進化
“荷物を揺らさない” という点において、どのブランドよりも真剣に考えているOMMが特にこだわっているのがザック自体のコンプレッションのさせ方。
今回、フロントメッシュポケットの左右先端から二方向に一つのプラパーツでコードを分岐させたことでコンプレッションの支点を変えつつ、上下からワンタッチで抑える力を加えることができるように。荷物の形状に合わせて押さえたい位置が瞬時に決まる、素晴らしいアップデートを遂げています。
ボトムはより防水性能の高いリップストップのTPU素材に変更、背面パッドも泥に強いコーデュラ生地に。 もちろん就寝用のDUOMATも標準装備です。
すでに完成形であったClassic。良い部分を殺さず、進化のポイントを明確にして作り上げたこのモデルは新たな10年を拓く、新たなスタンダードとしてまた君臨するでしょう。
SPEC / 商品スペック
LeanWeight : 405g
ボトム:TPU re-enforced Nylon
■Orange
■Green
■Blue
■Pink
■Purple
・背面パッドにはDUOMATが標準装備
・LeanWeightとは"使いやすさを犠牲にしない最小重量" マットなど付属品をすべて取り外した重量をいいます。
※OMMは全商品MLG東京、MLG大阪、MLG福岡の実店舗のみでの販売となります。
通信販売をお求めの方は →OMM JAPAN公式サイト よりお買い求めください。
COLUMNコラム
スタンダードなアドヴェンチャー、ファストパッキングザックとしての活用はもちろんですが その完成された性格ゆえ”つまらない”と感じていたひねくれ者、いませんか?
そんな人にはセンターコードを取って「え?これがOMMなの?」というちょいタフなミニマムザックとしての活用をお勧め。
25Lなら特にそのザックとしての楽しみ方が映えると思いますし、荷物が揺れないという点は本当にマジな作りなのできっと気に入る使い方だと思いますよ。
writing / Chiyo