Mountain Laurel Designs
V2 ULTRA X 400 POCO PANNIERS
UL志向のサイクリスト必見
ミニパニアバックの最適解
Bikepackingのための防水ドライバックは星の数ほどありますが ブランドの方向性によりデザインや用途、スタイルが違うのでなかなか当店的にグッとくるものがなかった近年の自転車道具事情。
Moonlightgearが提案するBikepackingのおすすめのスタイルはやっぱり山でのシングルトラックを下りる ”山サイ”(山岳サイクリング) で使えるものであること。
軽さと強度を求めながらも至極シンプルで美しいもの。
そんな中、Mountain Laurel Designsから満を辞しておすすめのものが見つかりました。
素材は同社のバックパックや小物アイテムに使われているULTRAを使用。
Bike専門のブランドだとポリ系の地厚のロールトップバックが多い中軽量且つ頑丈さと防水性を実現した創業者のron bellらしいセレクトです。
この POCO PANNIERSは世界で一番軽くて強靭と謳うマイクロパニアです。
パニアバックといえば歴史ある自転車の旅道具ですが2015年ごろレベレートデザインが提案し始めた小型のパニアバックのジャンルは より重心が高めで10L以下の荷物を左右均等に分ける事でより軽快に自転車を操れるジャンルとしてミニマムパッキングが得意なULハイカーにうってつけのスタイル。
6Lから9Lの可変式のロールトップ型。
防水性能も高いので寝袋やインサレーションを一緒に入れたり 濡れたシェルターをそのままぶち込んだりするのにピッタリなサイズ。
上下2本で付属のコンプレッションコードで取り付ければ様々なラックに取り付け可能。2点でしっかり保持してあげれば山の下りでもザックが暴れず気になりません。
ハードなダウンヒル時に枝が突き刺さってしまったり、岩の接触による擦れなど、、破れや破損を気にせずに思う存分にアクティビティを楽しめる素材の強さは魅力的。
防水力も高いので、雨や泥水の跳ね返りなども気にせずにガシガシ使え 泥ハネでどろんこになっても柔らかく薄い素材なので洗いやすいのも嬉しいところです。
軽量ながら背面にしっかりとプラスティックのパネルが入っている点や縫製のこだわりなどでシンプルながら深く考えられた設計はどんな冒険でもあなたの背中を推してくれる道具として信頼できます。
スポーティなバイクパッキングスタイルとクラシックなパニアの間を取るような独自性が光る素晴らしいアイテムです。
SPEC / 商品スペック
・フルシーム済み、完全防水
※このブランドはすべての製品をハンドメイドで制作。プラスチックパーツの形状やカラー変更、ストラップの締め方の変更など細かな仕様変更がある場合があります。
ご注文前にあらかじめご了承下さい。
COLUMNコラム
今までいわゆるスポーティなスタイル(リアバックにフレームバック、ハンドルバック)で山に行っていて オールド26MTBに乗り換えたタイミングでラックをつけこのパニアスタイルに変更したのですが とっても使いやすくてびっくり。
両サイドで18Lの容量があるので宿泊系のアイテムを入れてしまい フレームバックを廃して身軽になりました!
ミニマムパッキングが得意な人でリアにラックがある方は 必見のULバイクパッキングを実践できるアイテムですよ!おすすめ。
writing / Chiyo