虎ノ門蒸留所
Hiker's Gin 3rd trail りんごとカモミール
ハイカーズジン第三弾!
舞台は北アルプスの麓、長野県信濃大町!
ハイカーズジンのコンセプトは、軽量ボトルにその土地の植生を使ったジンを詰めてハイキングに持って行けたらというもの。
そんなハイカーズジン第三弾の舞台は北アルプスの麓、長野県信濃大町。
信濃大町は、槍ヶ岳北麓の湯俣と三俣山荘を結ぶ2023年に再開通した「伊藤新道」の起点となる町。伊藤新道が開通した1956年当時、最寄りの町である信濃大町は、北アルプスの玄関口として登山者であふれかえっていたそう。しかし、あることをきっかけに伊藤新道は一時は地図から消えてしまい、信濃大町から登山者は激減することに。
かつて、父である伊藤正一さんが切り開いた伊藤新道を、息子である伊藤圭さんが「再び登山のまちに」と、吊り橋の修復などにより2023年に復活させました。
今回は伊藤新道の再興の中心人物で三俣山荘オーナーである伊藤圭さんを中心に、信濃大町の植物でハイカーズジン 3rd trail用に特別にジンを蒸留しました。
ボタニカルには、雪の中で保存することでより果汁が多くなる「雪中りんご」や安曇野で育てられた「フレッシュカモミール」などを、ベーススピリッツには信濃大町の日本酒蔵「市野屋」の清酒を一部使用。
りんご単体ではその香りを中々感じにくくも、大地のりんごと呼ばれるカモミールや、日本酒の香気成分が合わさるとフワッと感じるのは不思議!
りんご、カモミール、日本酒が組合わさると、それぞれの甘い香りが一体となって感じられます。
また、今回のボトルは、北アルプスの自然にある温泉成分を含む為俣川 の色「湯俱ブルー」にあやかり、青色に。
山のコミュニティから生まれた新しいハイカーズジン。
伊藤新道ってどういう道なんだろう?と想いを馳せるもよし、今年伊藤新道を歩くときに、思い出に浸るときに、ぜひ飲んでみてください。
SPEC / 商品スペック
COLUMNコラム
おいしいお酒はたくさんあるけれど、自分の思い出の地、その土地を思い出させてくれる特別なお酒はあまりないんじゃないでしょうか?
伊藤新道を歩いたことがある人も、これから歩きたい人も、歩く人も、このハイカーズジンを飲んで伊藤新道に想いを馳せてみてください。
僕は家ではキャップ2杯のジンにソーダ割り、山ではストレートでの飲み方が好きです。
writing / Nakatsuchi