PA'LANTE
V2
ULザックの本質を進化させる
革新的な中型バックパック
Pa’lante = パランテとは、前進し続けることを意味します。立ち止まらず、極力余分なエネルギーを使わず、自然の中で自分自身に挑戦するというコンセプトを掲げているブランドです。
その中でも『V2』は32L〜37Lのロングディスタンスのハイキングに適したバックパック。
Pa’lanteの核となるモデルであり、『荷物を下ろさずとも行動し続けることができ、より早く快適にトレイルを突き進むことができる』のがこのV2。
ULバックパックをベースにしながらも、今までのバックパックとは一線を画す細部に拘ったつくりは、使えば使うほど素晴らしさを実感できるはず。
背面パッドが省かれ、シンプルな一気室、上部で巻き込む背負い方等はULらしい本質的なバックパックであり、なおかつ彼らが目指す、より自然の中で自分自身に挑戦し前進することを掲げたバックパックです。
【UPDATE】ショルダーストラップを刷新。
V2の背負い心地を左右するショルダーストラップを、新しい構造へアップデート。よりしなやかに体に沿い、背面長の違いにも左右されにくいフィットへと進化しました。あわせてサイドポケットの容量アップ、より軽量になった新しいメッシュの採用、Sサイズの背面長の変更と、細部にまで手が加えられています。

■細部まで磨き上げられたショルダーストラップ
Pa’lanteが多くの時間をかけて開発したこのストラップは、ultralight、V2、desert packに共通して採用されています。
まず目を引くのが、縁のバインディングを無くしたすっきりとした仕上がり。3Dメッシュに密度の異なる2種類のフォームを組み合わせることで、ふっくらとしたクッション性としなやかさを両立しています。S字のカーブもより緩やかになり、肩から胸にかけて自然に沿ってくれる背負い心地は、一度背負えばその違いに気付くはず。
さらに注目したいのがストラップポケットの位置。従来よりも低い位置に配置されたことで、背面長の違いに左右されにくく、より幅広い体型の人にフィットするようになりました。高さ約16.5cmのポケットは容量も増し、500~600mlのペットボトルやフラスクの収まりが格段に向上。携帯やカメラ、行動食などもしっかり収まり、行動中の出し入れもスムーズです。
ブランド自身も「とても快適で、ふっくらとしなやか」と太鼓判を押すこのショルダーストラップ。前進し続けることを掲げるPa’lanteらしい、歩き続けるための細やかなアップデートです。
■使い勝手に優れた本体下部のメッシュポケット
このポケットは行動食等を素早く補給するためのポケット。それによりバックパックを下ろさずとも前進することができ、より早く、自由に行動することができます。
サコッシュ等いらずでこのポケットに地図や行動食等を入れておけば素早く取り出すことができ、より軽快に歩き通すことができます。反対側には小さなゴミを入れられる口もあり、行動中に出たゴミもその場でしまえます。

■本体を揺らさず背負えるウェストハーネス
一見シンプルに見えるこのウェストハーネス。しかし彼ららしいギミックが詰まった仕様となっています。
ウェスト付け根から出ているのが一般的に多いのですが、このV2のウェストハーネスは本体側面部分からコードをつけることにより、より体の動きに追随し、バックパック本体が揺れずに下部を巻き込んで背負い続けることができる構造。疲れにくく、下りを駆け抜けてもブレず快適です。
使用しない時はサイドポケット内の専用スペースに収納でき、ボトルの出し入れの邪魔にならない細かな作りもGOODです。
今回入荷するカラーは「Black Gridstop / Black 70D 3×3 uhmwpe Grid Mesh」の1色展開。
本体には「210D uhmwpeグリッドストップ」を採用。ダイニーマと同じ超高分子量ポリエチレンをグリッド状に織り込んだ素材で、岩や藪などでガシガシ使用しても問題なく、よりハードにタフに使用できる生地です。メッシュポケットには、より軽量になった新しい「70D 3×3 uhmwpeグリッドメッシュ」を全面に採用。
サイドポケットも容量が増し、片側2.5Lずつ、左右合わせて5Lの水を運べるようになりました。歩きながらでも手が届く設計なので、ザックを下ろさずに水分補給ができ、水場の少ないロングトレイルでも頼もしい存在です。
またSサイズはこれまでの16インチから、desert packと揃えた17インチ(43.18cm)に変更され、容量も32Lとなっています。
それ以外にも、フロントのメッシュポケットにはペグ専用のポケットが。

ペグケースまでも廃したいというストイックな姿勢に痺れつつ、アックスループや他アイテム(ストックやスノーペグ)を簡単に取り付けることも可能。チェストストラップは隠しデイジーチェーンで上下に位置調整ができるので、体型に合わせて細やかに背負い心地を調整できます。最大37Lという容量ですから、3シーズンから冬のスノートレイルまで楽しむことができる点も魅力です。
ULを軸にしながらも新たなるULの本質に気付かせてくれる2020年代の革新的なブランドPa’lante。ショルダーストラップの進化で、その完成度はさらに高まっています。
SPEC / 商品スペック
19: 37L
通信販売をお求めの方は →PA'LANTE JAPAN公式サイト よりお買い求めください。
COLUMNコラム
PA'LANTEとの出会いは約3年ほど前。
山もULも知ったばかりの頃に、「前進し続ける」というキャッチフレーズに惹かれて手に取ったことを今でも鮮明に覚えている。
余計なものはいっさい取り払い、歩くことだけに没頭できる。その結果歩くことの楽しさに触れ、気づいたらコースタイムよりも速く歩いていた。決して、速く歩こうとしていたわけではない、PA'LANTEがそうさせてくれた。
通り過ぎていく景色と一緒に、このV2で得てきた体験は、間違いなく僕の山歩きの根幹になっている。
ロールトップの調整で、荷物の増減にも対応可能なV2。山の経験が浅かった頃は容量いっぱいにパッキングして背負い、ULにハマり軽量化することでできたパッキングの余白に、自分の好きな遊び道具を入れて遊ぶようになった。
アップデートしたショルダーストラップは、背負う重量が重たくなればなるほど柔らかく感じる。クッション性のあるパッドが荷重をいなし、安定感が上がっていた。だから、これまで以上に、バックパックをおろすことなく”歩き続ける”ことに没頭できるようになった。
そして、付属のウエストベルトは荷物が揺れるストレスを軽減することはもちろん、日本のトレイルにおいて倒木を避けたり、前屈みになったときにバックパックがズレないことでの快適さによる恩恵は大きいと感じている。
PA'LANTEが初めての人はもちろん、今まで背負ったことある人にもオススメできるバックパックです。
writing / Matsumoto