EVERNEW
Apex cup t0.2
わずか29g
世界最薄最軽量のチタンカップ
94年、世界ではじめてチタンクッカーを世に送り出したEVERNEWが世界初となる0.2mm厚のチタンクッカーを開発!
EVERNEWといえば、ULチタンシリーズで使用している0.3mm厚のチタンが有名ですが、そこからさらに33%薄い0.2mmの国産純チタン材を使用したApex cup t0.2には、チタンクッカーのパイオニアであるEVERNEWのこだわりが詰まっています。
■軽さ
Apex cup t0.2は重量僅か29g、容量はすりきり300ml、250mlぐらいのお湯を沸騰させることができるクッカーとしては現時点で世界最軽量を実現。
アルファ米にお湯を注ぎ、その間に粉末スープや味噌汁のお湯を沸かして食べたり、コーヒーやお茶を淹れるためのお湯を沸かすためなら十分なサイズです。
■熱伝導の良さ≒軽量化⁈
チタンの厚みが薄くなることで熱伝導がよくなりお湯が沸くスピードがはやくなります。
ということは燃料が節約できるということ。持っていく燃料を少なくでき、より軽く山にむかうことができます。あらためて燃焼実験を数gでも軽量化できる可能性がないか?模索する楽しみを味わえるのではないでしょうか⁈
■スタッキングの拡張性
またこのクッカーの一番のこだわりが外径91×内径87×深さ57mmというサイズとノーハンドルのデザイン。これは110サイズのOD缶と密着するようにシンデレラフィットするサイズ。しかも、クッカーのフチ巻きも含めた最大径が110サイズのOD缶と同じなので、110サイズのOD缶が入るクッカーなら一緒にスタッキングできてしまいます。
さらに、57mmという深さは、OD缶に対して少し低く、OD缶を入れると「あえて」少し隙間ができる設計。これは「サビ移り」対策のため。OD缶のリム部分と口をつけるクッカーのフチが接触しないように隙間ができるように設計されています。
また、OD缶より高さを低くすることで「Ti 400FD Cup」や「Ti 570FD Cup」とのスタッキングの相性がよくなっています。この高さであれば「Ti 400FD Cup」や「Ti 400FD NH」の中に入れて「mulTiDish」でカチッとフタを閉めることができます。
他にもどんなクッカーとスタッキングできるか?と妄想が止まらなくなるのがノーハンドルクッカーの魅力。
「もっと薄いクッカーをつくれる」と30年以上チタンを加工してきた職人さんからの逆挑戦状に対して、EVERNEWがリスペクトを込めて考え抜いて導き出したカタチ。
あなたはこの0.2mmのクッカーをどう使いこなしますか?
SPEC / 商品スペック
COLUMNコラム
EVERNEWが0.2mmのクッカーを開発しているという噂を聞いたときは、名品400FDシリーズが薄くなって軽くなるのか⁈と期待していましたが、開発途中のサンプルを見せてもらった時にいい意味で期待を裏切られました。
厚めのアルミホイル程度の薄さなので、形状を維持するためにも、 110サイズのOD缶やPotと合わせてスタッキングして 衝撃から守ることをおすすめされていますがやはりそこは単体で軽量なクッカーシステムを構築できないか模索したくなるもの。
ぜひその探究の旅に出かけましょう
writing / Nakatsuchi