HYPERLITE MOUNTAIN GEAR
STUFF PACK
SULスタイルのザックとして
積極的に使えるマルチギア
普段は防水スタッフサックとしてアタックザックの用途でキャンプサイトからザックとしてつかう…コンセプトのアイテムはORのコンプレッションドライサックに代表されるアイテムで昔からありました。
しかしながらショルダーベルトやその他の付属品を追加していくと それなりの重量になってしまうのでスタッフサックとしての使い勝手が悪いものが多いのが現状でした。
しかしこのSTUFF PACKは30Lの容量で120gしかない重量ということで ザックとしてもスタッフサックとしても”使う気”にさせるスペックを持っています。
まずザックとしては テラノバのウルトラに使われている超薄手のキューベンファイバーよりも厚手のDCF11を使用。縫い目を極力少なくし、強力なキューベンテープで補強しながら防水性能を高めているので 接合部分からビリッと破ける心配がないのが特徴。
特にショルダーベルトの接合部分は3層で補強されており、荷物の重さで引っ張られる力を分散して固定するユニークな形状になっています。
実際に4kg以上の荷物をいれると肩への荷重が気になり始めるので そこがパッキング重量のボーダーライン。
本当に30Lで120gしかないザックですからベースウエイト2.3kg以下のSUL 1.9以下kgのEULを実践したいハードコアなULスタイルを楽しむにはうってつけのアイテム。山と道マットのような薄いクローズドセルマットを中に巻いて歩きに出かけましょう。
スタッフサックとしては 同社のROLL-TOP STUFF SACKの兄貴分の大きさ。30Lの大きさということで濡れては困るものをボンボン入れても充分に余裕があるのが特徴です。
特に冬場は重宝する大きさでBIKEPACKINGの時などはサドルバッグのインナーサックとして防水しながら休憩時はそのまま背負って移動、など使えるシチュエーションが広がります。
STUFF PACKという名前通り そのままどちらの用途としても個性的に使いこなすことができる マニアな人ほど唸る生粋のULギアの登場です。
SPEC / 商品スペック
ボトム円周:78.74cm
長さ (ロールしない状態):68.58cm
バック幅:25.4cm
COLUMNコラム
背負うとほんとUL好きって感じがして気に入っています。
背負い心地はまあそれなりにといったところですが
不便さよりもあふれ出る個性を楽しみたい人にぜひつかってもらいたいアイテムかと。
これで週末の縦走テン泊、面白いと思いますよ。
writing / Chiyo