Six Moon Designs
Gatewood Cape (MLG Red edition)
シェルターと雨具を併用させる
真っ赤な一石三鳥UL金字塔ギア
道具を軽量に抑え,軽やかに歩くULスタイルの基本は一つのアイテムでいくつかの用途を満たす一石二鳥の精神。ペグを火器のゴトクにも使ったり、スタッフサックを防水ミトンがわりにしたり…
Gatewood Cape はテント、レインジャケット、ザックカバー、の3つの役割を無理なくしっかりとこなすどんな時代にも”UL精神”を僕達に教えてくれる名品。今回過去に1シーズンだけ販売されたRedカラーを当店が復刻。2010年付近ULガレージを彷彿とさせる発色の良い20Dシルポリエステル生地は、より強風に負けない強さも待っています。仕上げはSMD初期タグの白で縫ったこだわりの一品。全世界で当店だけのスペシャルバージョンが登場です。
雨具 = Gatewood Cape
2026年の今、OMMのCOREやOCTAのネイキッド系アクティブインサレーションの台頭により積極的に蒸らして暖をとりつつ歩き続ける土壌が出来上がりました。これにより昔以上にgatewoodを雨具としてはもちろんウインドジャケットのように風を弾きながら気軽に着用できるようになりました。
175cmの身長で30L付近のザックと合わせて膝まで覆え、季節や場所によってはレインパンツも省けるので、本格的な道具の軽量化とコンパクトパッキングの立役者として活躍します。
センターはダブルジップ仕様になっているので新鮮な空気を前から入れながら歩くこともでき蒸し暑い時も意外なほど湿気がこもりにくく快適です。
テント = Gatewood Cape
Gatewood Capeは床なしのシェルターとしても活躍します。
トレッキングポールや倒木を支柱にしてガイラインを伸ばした最大で125cmの天井高、ループを地面にベタつけで115cmの防風モードで活用できます。
雨天時の使用でもギリギリシェラフカバーを使わなくてOKな広さが絶妙。北アの稜線のテン場でも倒れない耐風性能はMLGクルーたちが今まで10年かけて立証済み。決して広くない小さいながらよく考えられたサイズ感でどんな天候でも安心感を持って使えるのはこのアイテムの一番優れた点ではないかと思います。
gatewoodはどんなに他のシェルターを使ってハイク歴が延びようとも「ここはgatewoodでしょ」というシチュエーションが毎年あり、活用機会は常に高い素晴らしいシェルターとして君臨しています。
こだわりのシルポリ20D仕様
重量は若干重くなりますが北アのテン場でも安心できる通常版よりも5D厚く引裂強度も強い生地を選定。初期のULのシルナイロンに近い独特な光沢感とシワ感が黎明期のULガレージブランドの雰囲気を漂わせているのが特徴です。
見た目は、”良き時代”のようでいて、より強風下での強さを手に入れた日本の風土にバッチリ合う強さもしっかりと施しました。
魅力的な拡張性とコンパクトさ。
夏場の使用の際には別売りのseculity net tentと合体させることによって蚊帳、フロア付のダブルウォールテントとして使用できます。虫が多い時期や砂地でのキャンプ、冬でも暖かさが欲しい時など専用設計されたインナーとして活用の幅が広がる組み合わせで一年を楽しく使い分けできる点もgatewoodだけの特徴といえます。また収納サイズも小さく、これ1点で雨具とテントがすむので驚くほど小さい道具で、山を楽しむことができるきっかけをくれますよ。
最低限のプロテクションを糧に自分で工夫して使いこなす…。
Gatewoodを使うことでULスタイルの侘び寂びの醍醐味を思いっきり楽しんでみてください!
SPEC / 商品スペック
※下記イラスト参照
フライ : 322g
気になる方はユーザー自身でのメンテナンスをお願いします。
なお、シームをする場合はSix Moon DesignsではGear Aid社のSeamGrip+SILを推奨しています。

COLUMNコラム
大地に寝る感覚。この小さなシェルターで夜を明かすとなんともいえない自然との近さを味わえます。
夜半に雨が降って自分の頬の近くに流れていく雨を感じる。
数少ない道具を駆使して山をサバイブする感覚はいつ使っても新たな発見があります。ビビィサックを使わずとも夜を越せるのでグランドシートを軽く仕上げる工夫をしたり軽量化の境界線を探る楽しみも。
雨具とシェルターを兼ねるので20L付近のザックでコンパクトにパッキングして縦走にチャレンジしたりも可能。本文に書いた通りファーストレイヤーが進化しているので積極的にウエアとしても着てみてください。
そうしたら今一度カリカリの装備で山に行きたい欲が盛り上がってくるはず。真っ赤なボディは林の中や霧の中でとてもかっこよく佇んで見えますよ。
writing / Chiyo