PA'LANTE
joey
より軽快に早く駆け抜けるための
シンプルなベスト型パック
Pa’lante = パランテとは、前進し続けることを意味します。立ち止まらず、極力余分なエネルギーを使わず、自然の中で自分自身に挑戦するFKTというコンセプトを掲げているブランド。
この「Joey」は25Lの容量でより早く長い距離を駆け抜けることを目的にしたベスト型のバックパック。もともとファウンダーのAndrew自身がJMTのFKTに挑戦するために作ったバックパックで340kmを3日と10時間59分を駆け抜けるために開発されました。
行動中にバックパックを下ろさずとも手の届くPa’lante独特のボトムポケットはここから生まれ、全てのパックに継承されています。
一般的にベスト型の利点はフィット感が高く”揺れないこと”が挙げられますが 20Lを越える容量のベスト型パックは単純にデザインしただけでは快適なフィッティングと使い心地には到達しません。このJoeyは高いレベルで満足度の高いバックパックに仕上がっています。
重量をより効率的に分散する作り
重たい荷物を効率的に分散させる作りが最大の魅力で 満杯に荷物を詰め込んだ状態でも500mlのボトルは楽々入り、楽に長く歩き通すことができます。
もちろん500mlのボトルを入れることができ、下部にはジェルやタブレットを入れるポケットも◉。
2層の3Dメッシュを採用
身体に触れる部分に2層の3Dメッシュを採用しているためより体にしなやかにフィットする作り。Pa'lante らしい無駄を排除したシンプルな作りにも関わらず考え抜かれたベストの形状は、フィット感がとても気持ちよく、アタリや擦れを気にせず、より快適に背負えます。
生粋のULマインドを継承したベスト
FKTを意識しながらもコンセプトとしてはULマインドを継承。そのため2〜3kg以下のベースウエイトをベースに食料と水を入れて6kg-7kgを背負いながらもしっかりと"胸を開き、呼吸を整えることのできる形状"となり標高の高い山岳地帯を駆け抜けることが出来ます。
素材は「200D ultraweave」と「210D uhmwpeグリッドストップナイロン」の2種。
200Dのウルトラウィーブはより耐久性と防水性に優れ少しの雨程度であれば浸透しません。
対して210D グリッドストップナイロンはより耐久性に特化し引き裂き強度をあげ、岩場や藪に強い耐久性に特化した作り。合わせてメッシュポケットもdyneemaメッシュ。より山岳地でタフに使いたい人(100Dも相当強いですが)におすすめです。
山岳地をチャレンジングに軽量化してより早く行動したい、駆け抜けたい、下ろす手間を省き歩き続けたい、という方には是非試して頂きたい傑作バックパックです
SPEC / 商品スペック
Gridstop : 419g
→︎背面長の測り方
■Daisy Gridstop / ■Lichen uhmwpe Grid Mesh
■Pine Gridstop / ■Black uhmwpe Grid Mesh
■Black Ultraweave
通信販売をお求めの方は →PA'LANTE JAPAN公式サイト よりお買い求めください。
COLUMNコラム
シンプルな作りだが使えば使うほど、『なるほどな』とつくづく感心される細かな作りなのがこのJoey 。 Andrew自身の山の経験をもとに、生粋のULマインドとFKTを意識した作りは驚かされます。
重心位置が他のベストバックと比べても低く、肋骨下部から背中に対してフィットする作りは胸が開きやすく、標高の高い山岳地域でも息がしやすく、息が上がらないのもポイント。
より軽量な装備で一晩過ごしながら山を駆け抜けたい方にはオススメのバックパックです。
writing / Hattori